こんにちは。鍼灸師の関谷です。
このブログでは、東洋医学とはなにか?皆さんが疑問に思いやすいあれやこれやを、
定期的に発信していこうと思います。
まずはタイトル通りですが、東洋医学的には人の体をどう捉えているか?について。
よく、五臓六腑に染み渡るといいますが、東洋医学では、とても大切な器官と捉えられています。
ざっくり言うと、「五臓」は肝・心・脾・肺・腎<生命活動に必要な、中身のつまった器官>で、「六腑」は胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦<消化や吸収、排泄に必要な空洞になっている器官>のことです。
この五臓六腑は連携をとって健康を保つように働いているので、どこか一つの調子が悪いと全てに影響を及ぼします。
なので、その不調が起こっている場所を見極めて整えてあげましょうというのが東洋医学の考え方です。
ではどうやって見極めるのか?
実は、体の至るところに五臓六腑の状態は表れています。
一例として、顔であれば
上の図のように配当されているので、鼻がとっても赤い!?となれば、
鼻は「脾」の状態を表し、「赤」は、熱がたまっていることを教えてくれるので、
脾の働きが過剰になって熱がこもっているのかも?と判断します。
そして、脾の働きに関係するツボや熱を発散させるツボはどこだろう?という風に考えて治療方針をたてていくんです。
顔だけでなく体の全体に病態は表れるので、脈や舌や肌の色などたくさんの場所の状態をみながら治療していくのですね。
今回はさっくりと東洋医学的、体のみかたをお伝えしました。
今後は、実際にどんな症状にどんな反応がでて、どんなツボを刺激するのか?ということをこれからどんどん発信していこうと思います!
東京・神奈川で整骨院を運営しているグループです。
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