こんにちは、佐藤です。
最近キンキンに冷えたクーラーに脅かされているので、あまり汗をかけていません。
私の体質は水分代謝が落ちると具合悪くなるのでこれは由々しき事態です。
なので昨晩は家のエアコンを消して鍋をしました。
それはもう暑かったんですが、ビッシャビシャに汗をかいてとってもスッキリしました!!これも体調管理の一環ですね〜!
運動でもお風呂でも良いので夏はどんどん発汗しましょう!!水分代謝が悪いとむくみだけじゃなくだるさにもつながりますよ〜
さて!
いつもはのんびり週末更新の五臓六腑の館ブログですが、今週は木〜日までお盆休みなので高速で書きました(笑)
今回は漢方医学的よもやま話です!!
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という方いますよね。
この様な精神性発汗って他にも足の裏、わき、顔からも出ますけど、一般的には手の平にかく方がメジャーです。
でも、なんで手の平なんだと思います?
これ、経絡の流れを見れば「なるほど納得〜」となりますのでまずはこの絵をご覧下さい!
これ、手の厥陰心包経(てのけついんしんぽうけい)という経絡で、スタートは胸の辺りから脇の下を通って前腕の内側のど真ん中、そして手のひらから最後は中指の指先に出ます。
※この心包経の【心包(しんぽう)】って、心臓を包む膜の事で、漢方医学的には主にメンタルの統括機能や熱を体の各所に送り出す役割があります。常に活動している心臓に近いので熱が多い所です。心包経はこの心包に属しています。
漢方医学的には緊張すると胸に熱が集まってくる、という考えがあって(緊張すると胸がザワザワしたり、心拍数上がったりしますよね)
普段から熱が多い心包の周りにさらに熱が集まると処理しきれなくなります。
そうなるとその熱が心包経に波及していきます。
緊張している時って前腕の内側キューっとしてきません?
これは心包経に熱が波及しているサインです。
こんな時って必ず腕の内側の筋肉も硬くなっているのでチェックしてみてください!緊張以外でも不安やイライラ等、精神が乱れると起こりやすいです。
(私は手汗まではいかないんですが、旅行の前日でワクワクし過ぎたり、緊張したりするとよくこの現象が起こります。)
で、その波及した熱が手の平にたまると、
体は熱を逃がす為に手汗を出します。
というのが【手汗】の漢方医学的メカニズムです!(ちなみにこれが悪化すると逆に手の平がカラッカラに乾いて荒れてきます。)
余談ですが、よく巷のツボの本に緊張やストレスに効くツボって取り上げられている
内関や労宮はどちらもこの手の厥陰心包経のツボです。
「◯◯に効くツボ」反対派の私ですが、緊張して前腕がキューっとなる時や手汗をかく時は、内関や労宮付近の緊張している筋肉をほぐすのはお勧めです。ちょっとマシになるので。
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実は今日、診療終了後に大掃除をするんですが、その後に軽く打ち上げをしようという話になっていまして、、、
本当、軽くで済めば良いんですけどね。
私は彼らがどうなろうと置いて帰るつもりです(笑)
※ 連休明けは17日(月)から通常診療致しますので、宜しくお願い致します。
今回は以上です。
赤羽 鍼灸 はち整骨院の佐藤でした〜!!!
東京・神奈川で整骨院を運営しているグループです。
オーシャンズクルー整骨院グループは、プロフェッショナルとしての誇りと高い志を持って、医療を通じて社会に貢献することを理念としております。
治療メニューとしては、交通事故・労災、腰痛、肩痛、ムチ打ち・首の痛み、膝の痛み、捻挫、打撲、骨折といった保険診療対応のものから、オーシャンズクルーオリジナルの骨格調整、眼精疲労マッサージ、フットマッサージ、ハイボルテージ、ボディアップ、鍼、お灸、円皮鍼、キネシオテープ、骨格メンテナンスなど多岐に渡ります。
地域の皆様が毎日健康で過ごせるために“我々は日々コミュニケーションを大切にし、技術を高め”、地域社会に貢献していきます。