こんにちは。あしの整骨院の関谷です。
このブログでは、皆さんが悩まされることの多い症状の仕組みや、簡単な予防法など、 日々の生活にちょっと役立つ情報を定期的にお伝えしていこうと思います。
今回は、「腱鞘炎」について。 一体どんな仕組みで起こっているのでしょうか?少し掘り下げてみましょう。
まず「腱」とは、筋肉の端っこの方で紐状になって骨にくっついているものです。例えば、手を思い切り開くと手の甲に浮き出てくる硬い太い線です。あとは、アキレス腱なんかはわかりやすいですね。
そして、「腱鞘」とは文字通り、この腱を包んでいる鞘のことです。
この腱と鞘の部分が、繰り返しの動きの中でこすれて炎症を起こしてしまうのが腱鞘炎です。
よく使う(使わざるを得ない)ところに起こりやすいのですが、曲げ伸ばしが頻繁に繰り返される関節部分は特に多いです。関節の所はとにかくこすれやすい。
例えるなら、釣り竿。
釣り糸が腱。矢印の部分が関節。
釣り糸が動くたびに、それを留めている矢印の部分は強い摩擦が起きやすいんですね。
この釣り竿のような構造は、体のいたるところに沢山あるので、その方の使い方次第でどこにでも腱鞘炎は起こり得ますが、
圧倒的に腱鞘炎が多い場所は、 手・手首です。
お仕事でのパソコン作業、お料理での包丁作業やフライパンの返し動作、ママさんならお子さんの抱っこ等々。
生活をしていれば必ず繰り返し使われる場所のため、来院される方のほとんどが手や手首に症状を抱えてこられます。
毎日使うため、一度症状が出ると、普段通りに戻るまでなかなか時間がかかります。
なので、炎症が起きてしまう前の予防が肝心!
腱は筋肉の延長ですので、腱に移行する前の筋肉の部分からゆるめてあげて、こすれる場所のストレスを減らすことが大切です。
手や手首であれば、筋肉は肘の近くから手先に伸びていくので、
手を大きく開いて手のひらを良く伸ばしたり、手首を抑えて腕を伸ばすストレッチで肘の周りや腕の筋肉を緩めてあげて、腱鞘炎の予防をしましょう!
いざ腱鞘炎になってしまったときは、適切な治療やセルフケア、日常生活動作で気を付けることなどを詳しくお伝えして、早期改善をお手伝いしますので、いつでもご相談ください!
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