こんにちは、佐藤です。
先日高めのヒールで歩いていて、
「足疲れたし、アキレス腱でも伸ばすか」
と駅のホームでストレッチをしようとしました。
が、ヒールで踵が上がっていた為ストレッチできず
もどかしい気持ちになりました(笑)
もどかしいと言えば、私、
皆さんにお伝えしなくてはいけない事があるんですが
なかなか言い出せず最近非常にもどかしいです(笑)
が、4月後半にはどのみち公にするので、
先にこの五臓六腑の館ブログをご覧頂いている方々にお伝えしますね!
私、佐藤は6月末をもちまして、
はち整骨院から卒業する事になりました〜!!
1年前から話し合って決めていたんですが、
なかなか皆さんに言い出せずに今になってしまい申し訳ありません。
はち整骨院に四六時中いて(笑)
はちのスタッフや患者様と接する中で、
鍼灸師として、治療家として、良い意味で大きく変化する事が出来ました!
私にとってはち整骨院は、
スタッフの皆は人が良いし(笑)、
仕事に対する姿勢も人間性も尊敬出来る所が多くて、
しかも患者様も基本的に悪い人はいないので、
働くにはとっても居心地の良い環境です。
なので、辞めると決めるまではかなり悩みました。
ですが、私の尊敬する方々の言葉に
「人は環境の生き物だ。居心地の良い環境にいては成長はない。」
というものがあります。
治療と言っても東洋医学的にアプローチする場合、
西洋医学的にアプローチする場合、
鍼、灸、マッサージ、整体、カイロ等、
様々な考え方や治療方法があります。
私が今現在行っているのは、
主に脈診流と呼ばれる、
古典医学書に基づいた東洋医学的な鍼灸治療です。
色んな治療に対する考え方があって、
基本的にはどれも間違いではないし、
最終的には患者様が良くなれば良いという事には変わりありません。
ですが、鍼灸師として患者様を治療をするからには
あれも、これも、とつまみ食いの技術よりも、
一つの治療を追求していった方がより良い治療が提供出来ると思います。
人として、鍼灸師として、さらに成長する為には環境を変え、
今一度どっぷり鍼灸の世界に浸かる事が一番の近道だと考えました。
そこで、はち整骨院を退職し、環境を変える事を選択しました。
私は自分にかなり甘い性格で、
これ位環境をガラッと変えないと重い腰が上がらないような人間なので、
患者様にはこちらの都合でご迷惑をお掛け致しますが、
ご理解頂ければ幸いです。
ちなみに、この業界にしては比較的珍しい円満退社ですよ〜(笑)!!
という事で、この五臓六腑の館も6月末までの更新となりますが宜しくお願い致します〜!
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と東洋・西洋どちらサイドからも言われています。
一概にそうとは言えない部分があるんですよ!!!
それには
《本治法》
という鍼灸治療における治療手順が関係しています。
パッと見はどちらも鍼してるので、端からは分かりづらいかもしれませんが、
治療の流れを大きく分けると、
の2つに分けられます。
本治法というのは、「根本原因に対して治療する事」、
標治法というのは、「現在出ている症状に対する治療(局所治療や圧痛点治療も含め)」
です。
上の絵を参考にご説明します。
松村院長が腰痛で苦しんでいますね。
痛みがあって、腰の緊張も結構強い状態です。
松村院長の状態を東洋医学に診ると、
《肺の力が落ちた為に腰痛になった》
ようです。
治療では肺の力の回復を促す為、手首のツボに鍼をした後に、
腰やふくらはぎに直接鍼をしました。
この「肺の力の回復を促す為、手首のツボに鍼をする」のが本治法で、
「腰やふくらはぎ等に直接鍼をする」のが標治法です。
本治法は
なんて言われ方しますが、
と考えると分かりやすいかと思います。
本治法をせずに、標治法だけでも症状の改善は出来ますが、
治るまで時間が掛かったり、再発したり等根本的な解決までは至りません。
鍼灸で免疫力を上げるには、
本治法で病の根本原因に対して治療をするのが必須なんですよ〜!
ちょっとお堅い実験結果的な話になるんですが、、、
1996年に安保徹教授が発見した
「白血球の自立神経支配の法則」
というものがあります。
免疫細胞である白血球。
この白血球には色んな種類があるんですが、その中に
と言うものがあります。
顆粒球は交感神経優位の時に増えるもので、
リンパ球は副交感神経優位の時に増えます。
顆粒球、リンパ球どちらも免疫には大切なんですが、
下がり過ぎても増えすぎても病気になります。
※正常は顆粒球54-60%、リンパ球35-41%の割合です。
特に顆粒球増加、リンパ球減少の状態は免疫力が低下するので、
様々な病気にかかりやすくなります(顆粒球が死ぬ時に出す活性酸素がうんぬんって細かな過程があるんですが、長くなるので気になる方は調べて下さいね笑)。
端的にまとめると、
顆粒球増加&リンパ球減少は免疫力下がる
って事です。
で、
西洋(現代)医学の、
鍼灸治療に対する科学的な研究はかなりされていて
(まだ判っていない事も多いんですが)
医師・水嶋丈雄氏の論文によると、
顆粒球増加(治療前57.7%から治療後61.8%に)
リンパ球減少(治療前34.6%から治療後31.3%に)
となり(交感神経優位)、
顆粒球減少(治療前60.8%から治療後52.6%)
リンパ球増加(治療前31.5%から治療後40.0%)
となり(副交感神経優位)、
と、いうことは
という事になります。
東洋医学的に考えると当然なんですけど、
改めて数値化されると面白いなぁと思います!
身体をちゃんと診て、
根本原因に対して治療しないとダメですよってお話でした!
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私28歳なんですが、
産まれてこのかた一度も海外に行った事無いんです(笑)
が!!!!
6月に台湾に行ってきます!!!!
はち整骨院の院内&卒業旅行で\(^^)/
日程は6月4〜6日(土〜月)の予定です!!
(湿気高そうですね笑)
また近くなったら、はち整骨院休診のお知らせをしますね!!
今回は以上です!!
赤羽 鍼灸 はち整骨院の佐藤でした〜!!
東京・神奈川で整骨院を運営しているグループです。
オーシャンズクルー整骨院グループは、プロフェッショナルとしての誇りと高い志を持って、医療を通じて社会に貢献することを理念としております。
治療メニューとしては、交通事故・労災、腰痛、肩痛、ムチ打ち・首の痛み、膝の痛み、捻挫、打撲、骨折といった保険診療対応のものから、オーシャンズクルーオリジナルの骨格調整、眼精疲労マッサージ、フットマッサージ、ハイボルテージ、ボディアップ、鍼、お灸、円皮鍼、キネシオテープ、骨格メンテナンスなど多岐に渡ります。
地域の皆様が毎日健康で過ごせるために“我々は日々コミュニケーションを大切にし、技術を高め”、地域社会に貢献していきます。