こんにちは、佐藤です。
先週土曜日の朝、出勤途中に赤羽駅前を通ったら何やら屋台の雰囲気が!!
土日で北区民祭りが開催されていたようですね〜!
赤羽公園も会場になっていると聞き、仕事終わりに見に行ってみました〜!!
赤羽公園
??
赤羽駅前
!!!
なんと16時半にして終了していました、、、
(土曜だからですかね?)
orz…
まあ、その後デートに行ったので良いんですけどね〜❤️
うふふふふ〜
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いつも初診の患者様には、治療前に
使用する鍼とお灸の説明
をしているんですが、案外、こちら当たり前と思っている事が患者様にとっては意外な部分もあるようです。
体に刺す鍼は、衛生面を考慮して全て滅菌処理された使い捨ての鍼なんですが、「使い捨てだったんですか?!」と驚かれますし、(使い捨てじゃない金の鍼やその方専用のストック鍼を使用している治療院はオートクレーブで滅菌処理してます)、
未だにお灸は跡が残ると思っている方も多いようです(わざと跡残すものもあるんですけどね、私はやりません)。
治療家側の常識は患者さんにとってはそうじゃないんだな〜、と思いまして今回は
《以外と知られていない?!鍼灸の常識》
をお伝えします!!
以外と知られていない?!鍼灸の常識 その①
そんなことありません!!
鍼は何されてるかわかんない位でも、お灸はあったかいぐらいでも効きます。痛い鍼や熱すぎるお灸でもよくなる場合もありますが、どうせなら肉体にストレスない方が予後が良いです。
【アルントシュルツの法則】というのがあって、これは
・弱刺激は神経機能を喚起する
・普通刺激は神経機能を興奮させる
・強刺激は神経機能抑制する
・MAX強刺激は神経機能を静止する
というものです。
ちょっと分かりにくいので、言い換えると
・弱い刺激は身体の働きを目覚めさせる
・普通刺激は身体の働きを高める
・強い刺激は身体の働きを抑える
・MAX強刺激は身体の働きを停止させる
という事です(身体の働きというのは、生理的神経的機能の事です)。
治療の本質って、その人の自然治癒力だと思います。
鍼やお灸をしたから治るんじゃなくて、
鍼灸をする事で自然治癒力が最大限に発揮されるような状態になって、
そして回復するというものなんです。
例えば怪我をしてぱっくり体が切れた時は傷口縫いますよね?(今はホチキスみたいなやつが多いらしいですが)。
でも縫ったらもう治るか、というと違いますよね?
自分の体が自然治癒力によって傷口を塞ぐのであって、
縫うのはそれがくっつきやすく治りやすくしているだけです。
鍼灸治療においてもこれと同じことが言えます。
治療=自然治癒力をMAXに働かせられる身体作り
とするならば、強刺激治療は好ましくありません。
先のアルントシュルツの法則にも
・強い刺激は身体の働きを抑える
・MAX強刺激は身体の働きを停止させる
とあるように身体の働きをを抑制・停止させる事は自然治癒力を落とす事につながるからです。
それはまたしても、【身体の働きを抑制・停止させる】というところにつきます。
例えば、強い神経症状(痺れや灼熱痛等)がある場合は、神経が興奮しすぎている為、一時的に強刺激を与えてその活動を抑制する事が出来ます。この場合はまず真っ先にこの処理をする方が自然治癒力が働きやすくなるので強刺激治療は有効です。
ですが、それ以外の場合。
強刺激治療はやったら楽になるかもしれませんが、その場限りで、痛み止めの効果しかありません(何を隠そう、私自身も鍼灸師になって3年間位はもの凄く強刺激な鍼治療をしていましたからよく分かります)。
それに生理的機能も抑制・停止させるので具合が悪くなる場合もあります。
これでは自然治癒力を活性化している、とは言えませんよね。
鍼灸だけでなく、よくマッサージでも
「強くやってもらわないと効かないんだ」
という方がいますが、これは強刺激治療を受け続けた弊害です。
強刺激&MAX強刺激は身体の活動を抑制・停止させます。
という事は、強い刺激を受ける度に神経機能が抑制・静止させられるので
刺激に対する感覚が鈍くなるんです。
そうすると、更に強い刺激を求めるようになります。
延々と強刺激による治療を受け続けてると、物理的に筋肉も防御反応で硬くなりますし、
刺激に対する感覚が麻痺(=身体の活動を停止)
してくるので自然治癒力どころじゃなくなります。全然良い事ないです。
ここまで散々強刺激治療をディスってきましたが(笑)、
ちゃんとした中医学の治療理論で治療している場合の強刺激や、例えば脳梗塞の後遺症で麻痺が起きている場合の治療、先に書いた神経の過剰な興奮の場合等での強刺激治療は有効ですよ〜。
ちゃんとこうした事をわかって治療をしているなら良いんですが、
中にはただ闇雲に強刺激治療をする治療者も実際いるので。
で、結局何が言いたいかと言うと、
治療の本質は自然治癒力を活性化させる事にあって、
その為には治療は弱〜普通刺激であるべき
という事です。
何をもって弱〜普通刺激というかは、鍼灸治療だとツボの数や鍼の操作の仕方、お灸の熱さや個数等で決まるというセオリーがありますが、実際に治療する際はそこに個体差を加味して、初めて
が決まります。
セオリー通りの弱〜普通刺激が、Aさんには丁度良くても、Bさんには過剰な場合があるからです。
なので初診の患者様は、念の為鍼灸師側が「このくらいなら大丈夫だろう」と想定したドーゼよりもやや少なめにします。
ドーゼが少ない場合は後で調整が効きますが、多すぎる場合は戻せませんからね。
私以外のはちのスタッフも、定期的に勉強会に行っているんですが、そこでも
「強く揉むな、痛がらせたら脳が防御する」とか「痛みが出ている所だけ施術してもムダだ」となっているようなので(勿論しっかり裏付ける理論があります)、ここは西洋東洋関係なく合致しているようです。
治療をする事でその場だけの改善でなく、翌日、翌々日と日を追うごとに良くなっていく治療(自然治癒力が活性化されている)が一番良いな〜と思います!!
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今回はこの業界に入ってからずっともんもんとしていた事を書けたのでスッキリしました(完全に自己満ですが…笑)
でも、こういった事って案外知らない方多いですし、
それを知らせないのって良くないと思うんですよね。
自分の事を棚上げするようですが、
この治療業界ってほんっっっっっっとにピンキリなので、
治療家だからって全員が全員、身体の仕組みや理論が分かっている人達ばっかりじゃないんです。もぐりもそうですが、国家資格があってもひどいの多いですからね。
治療院・治療家選びの参考にして頂ければと思います。
今回の《以外と知られていない?!鍼灸の常識》シリーズですが、
その①から長文になってしまったので、残りは次回にとっておきます!
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さて、今週のはち整骨院はというと
??
!!!
どうしたんですか村松院長ーーーーーーーーー?!
どうやら先週末にはちマラソン部で20km位走ったら股関節故障したみたいです!
院長としての心労もたたって、顔色最悪ですね(笑)
11月に結婚式を控えている松村院長なので、美容鍼もしてあげようかな〜
今回は以上です。
赤羽 鍼灸 はち整骨院の佐藤でした〜!!
東京・神奈川で整骨院を運営しているグループです。
オーシャンズクルー整骨院グループは、プロフェッショナルとしての誇りと高い志を持って、医療を通じて社会に貢献することを理念としております。
治療メニューとしては、交通事故・労災、腰痛、肩痛、ムチ打ち・首の痛み、膝の痛み、捻挫、打撲、骨折といった保険診療対応のものから、オーシャンズクルーオリジナルの骨格調整、眼精疲労マッサージ、フットマッサージ、ハイボルテージ、ボディアップ、鍼、お灸、円皮鍼、キネシオテープ、骨格メンテナンスなど多岐に渡ります。
地域の皆様が毎日健康で過ごせるために“我々は日々コミュニケーションを大切にし、技術を高め”、地域社会に貢献していきます。