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自己開示(佐藤の五臓六腑の館)
こんにちは佐藤です。
最近患者様と「今の仕事じゃなかったら何になってた?」という話になり、指物職人と答えました。
実は昔、指物職人に憧れて京都の美大に行こうと思っていたんです(笑)
色々あってその時は諦め、今の鍼灸の道に進んだんですよね〜。
人見知りだったのでまさかこんなに人と関わる仕事に就くとは思っていませんでしたが、分からないもんですね〜!
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ところで!
4月に暖かくなってから下駄を履き始めました。
去年もずっと履いていたんですが、東京の冬は意外と寒く、辛すぎたので下駄箱に封印していました。が、やっと解禁出来てすごく快適です!!
この下駄は品川にある下駄屋さんですげてもらったものなんです。
去年、台がボロボロになったのでそこだけ交換してもらいました!
(下は交換前の下駄です笑)
下駄屋さんで合わせてもらうと履きやすいですし、その後のアフターケアもしっかりしているのでオススメですよ〜!
履きやすいので鼻緒の先端(親指と人差し指の間)はズレないのですが、鼻緒の細さと素材によっては横鼻緒の部分がズレてしまうこともあるそうで、これは下駄屋さんも馴れるまではある程度仕方ないと言っていました。
で、例によって私も横鼻緒の部分がズレた訳ですが、最近は皮が厚くなってきたので痛みも平気になってきました。
実は…
4月の中旬頃の足の皮がずる剥けていた時は、なんだか妙にイライラしやすかったんですよね〜
加藤先生のいつものドジや松村先生の何を言いたいのかわからない話にもすぐイライラしてしまって心中穏やかではなかったです(笑)
普段はそんなに沸点低くないので「おかしいな〜なんでだろ」と思ってたんですが、よくよく横鼻緒のズレまくった足の場所を見ると合点がいきました。
ここって、経絡でいうと
【足少陽胆経】
っていう経絡の流れに当たるんですね。
これって身体の外側を巡っているルートなんですが、体内では肝と胆に繋がっています。
※東洋医学でいう肝と胆は、現代医学でいう肝臓と胆嚢とまるまる同じではないです。新陳代謝に関わったり、胆汁を蓄えるという所は同じですが、東洋医学でいう肝は「怒る」、胆は「決断する」、という感情や意識との関わりがあります。
で、この肝と胆に繋がっている【足少陽胆経】の場所に下駄ズレができて、それが腫れて化膿するって事はそこに熱がこもっているって事なんですね。
となると、
足少陽胆経に熱がこもる
↓
その熱が肝に波及する
↓
肝に熱がこもると新陳代謝、要は気血の巡りが悪くなる
↓
気血の巡りが悪くなると感情表現が下手になる
↓
肝に熱がこもっているのでさらに怒りやすくなる
↓
熱は上に上がる性質があるので頭に熱がたまる(気が立ってる人に頭を冷やせって言いますよね!)
↓
さらにイライラ、加藤先生の面白くないギャクにもイライラしてしまう
という事になっていたんですね〜!
通りで沸点が低かった訳です…(ー ー;)
もう今は治っているので大丈夫ですよ笑!!
こういうケガも実は体調に影響するんですよね〜
意外や意外、昔骨折した所や手術の痕がある所なんかも、今現在の体調や症状に関わっている事も多いんです!
古傷ってそこの場所だけじゃなく身体の内外に影響するので、
はちで詳しく「以前事故やケガが無かったか」を聞くのはこのためなんですよ〜!!
昔の事だと問診の時に忘れている事も多いので、
思い出した時は教えてくださいね〜!
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冒頭の続きなんですが、指物職人を諦めて鍼灸師になろうと決める前に、実は和裁士になろうとしていた時期もありました(伝統文化が好きなんですよね)。
なんで鍼灸の道に進もうと決めたかというと、ただ単に「鍼灸の方が未知の世界で面白そうだったから」です(笑)
かなり軽い気持ちでこの世界に飛び込んだのですが、凝り性な性格も相まって結果的に良かったなぁと思うこの頃です。
今回は以上です!
赤羽 鍼灸 はち整骨院の佐藤でした〜