花粉症の時期ですね〜(佐藤の五臓六腑の館)

こんにちは、佐藤です。

昨日は彼と夜桜ならぬ夜梅を見に行きました!なんでも梅は夜の方が香りが強くなるんだそうですが、梅の香りといえば梅ガムしか想像出来なかったので凄く良かったです!!季節も私の心も春ですね〜( ´ ▽ ` )

さて、春と言えば花粉症。はちの患者様の中でも症状が出ている方がちらほらと見られるようになってきました。

1シーズンだけの方、年がら年中何かしらの花粉に反応している方、日によって出たり出なかったりする方様々ですね〜(ちなみに私は日によって出たり出なかったりパターンです)。

鍼灸師の立場からそんな方々を見ると、皆さんに大体共通している事があります!

それは

①肌が弱い!!(肌荒れしやすい)

②暴飲暴食ぎみ!!(つまり消化器がお疲れモード)

③背中が硬い!!(肩甲骨の下辺り)

 

                                                                                                           です!!

 

思い当たる所ありません?

鍼灸治療では花粉症は何かしらの原因で体に発生した熱分が発散しきれずに、出口付近(毛穴、顔面で言えば主に目や鼻)に停滞してしまった状態と考えます。熱は上に昇る性質があるので(暖房を入れている部屋だと上の方が暖かいですよね、あと空気沸かしたお風呂の水等)人間の体では頭や顔、皮膚にたまりやすいです。治療の際にはこの停滞した熱の通りを良くしたり、熱が停滞してしまった原因を調えていく事がメインになります。

【そもそも「熱の停滞」が「花粉症」につながる!?】

熱がある所って水分が飛ばされて乾燥しがちで、さらに過敏になりますよね。お肌が痒くなったりヒリヒリしたり。で、そうなると体はその熱のある所に水分を出してそれを抑えようとします。

※よく膝にお水が溜まると言いますが、あれも膝の関節に炎症(熱の停滞)があるので出ています。水だけを抜いても炎症(熱の停滞)がある限り体はまたお水はを過剰に出します。
花粉症の症状で言えば、涙や鼻水がこれにあたります。体が停滞している熱から守ろうとして、体液を過剰に分泌させます。

過剰な免疫反応であるアレルギー=花粉症という理論とリンクしてきますよね!

 

これを踏まえて①〜③の花粉症の方に共通する特徴について解説していきます。

 

 

  ①【肌が弱い!!(肌荒れしやすい)】
  肌って毛穴ありますよね。体はこの毛穴を閉じたり開いたりして熱の量を調整しているんですが(体温調整)、肌が弱い人はこの機能が低下しているので、皮下に熱がたまりやすくなっています。皮下に熱がたまると過敏になって痒みや赤みがかった吹き出物・湿疹が出てきます。
ここに花粉の刺激やってくるとそれがさらに助長され、負のループが出来上がります。
お風呂に入ると花粉症の症状が和らぐのは、熱循環が良くなり、たまった熱が毛穴から出るからです。
これは元々の体質もありますが、それ以上に自分が処理しきれない熱が発生している場合が多いです!

その原因は大体胃腸にあるので②に続きます。

②【暴飲暴食ぎみ!!(つまり消化器がお疲れ様モード)】
食べ物食べると産熱しますよね。
東洋医学的には消化をする事を腐熟(ふじゅく)と言います。
物が熟して腐る際には熱が発生しますが、体では食べ物を食べると胃が熱を持ち、飲食物を吸収しやすいように分解します。
この時の熱を「胃熱」と言います。
暴飲暴飲ぎみの方は元々胃熱が強く、さらにそこに食べ物が入ってきて、さらに消化器がフル稼働させられると胃熱が発生しまくります。
発生した余分な熱は体の上に昇って停滞し、肌や目、鼻から出ようとします。

この様な状態でも平気な方もいます。それは「上にたまった熱を上手く下(下半身)に循環させられているから」です。③に続きます。

③【背中が硬い!!(肩甲骨の下あたり)】東洋医学では人間の体を上中下の3つに分けて考えます。

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で、ここで言っている「肩甲骨の下あたり」というのは上と中の丁度境目です。

本来、上中下の流れはスムーズなはずなんですが背中が硬いと上中の間が詰まってしまいます。ここが詰まると上に昇った熱が下に降りれずに、上にたまります。上にたまると熱は目や鼻、皮膚から出ようとするので花粉症の様な症状が出ます。
この様な方は下へ熱が上手く回らない訳ですから下半身が冷えやすかったり、浮腫みやすかったりします。

①〜③のなかでセルフで対処しやすいのは②の暴飲暴食ぎみ!!ですかね〜

 

この事を暴飲暴食ぎみ&酷い花粉症の中山先生に言ったら「ビールとラーメンを我慢するのは無理だ!」と言っていたので、中山先生は今年も花粉に苦しむんだろうなぁ笑

私も①〜③に当てはまるので、はこの季節飲み過ぎた翌日なんかは痒くて鼻水も出て散々なので気をつけています。

 

皆さんも花粉症と欲求を天秤にかけてストレスたまらない程度に自制して下さい。

  私が行う鍼灸治療では①〜③を踏まえた上でさらに細かく体の状態を見ていきます。①〜③のなりやすい特徴はありますが、全部当てはまる人、一つも当てはまらない人、同じ花粉症でも個人差はあって当然です。どこがどうなって、今現在、体に症状を出しているのかというプロセスと原因は、体質・生活環境・メンタル環境等で一人一人違うので花粉症でも全く同じ治療をすることはありません。鍼灸治療をする際に詳しくお話をお聞きするのですが、関係ないと思っていた事が意外と引き金になっていることも多いので、自分の身体について思わぬ発見がありますよ(体質的に弱りやすい季節、これが出たら不調になるサイン、対処法等も分かります)!
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自制しても辛い方、中山先生の様に自制しないけどなんとかしたい方ははちで鍼灸治療しましょう!!笑
それと、この春の時季は東洋医学的世界観から見ると体に熱が発生しやすい時季なんですよね〜

 

  東洋医学って自然界の現象と人の体をリンクさせて捉えるんですが、春ってあったかくなってきて、草木や花が目を出して、成長する時季じゃないですか。芽が生えるって土から地上に生えてくるので、エネルギーの方向的には上昇方向なんですね。

 

  で、人の体も冬からあったかくなってきて、活動しやすくなるので、体内の環境も動くために熱を作り出しやすい状態になります。本来であれば体の自然な反応なんですが、①〜③の様な要因があるとその自然な体の反応が過剰になって熱を作り過ぎたり、その熱を上手く回せなかったりで、結果花粉症の様な症状が出てしまうんです。

 

  こういった事があるので、古来から「その季節にあった過ごし方」というのがあります。長くなるのでこれは季節の変わり目にまたブログで取り上げていきますね。気になる方は私に聞くかググって下さい。

  それにしても夜梅デート良かったなぁ〜( ´ ▽ ` )
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では今回はこの辺で失礼します!
赤羽 鍼灸 はち整骨院の佐藤でした!
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